第3内科とステロイド 東京医大リウマチ膠原病内科


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生物学的製剤によるTNFα阻害療法は関節リウマチ治療にパラダイムシフトがもたらしたが、今から60年前にも関節リウマチ治療の歴史上、画期的なエピソードがあった。
1948年Henchらは関節リウマチ治療にはじめて合成コルチゾンを用いてきわめて良好な効果を得たと発表した。その効果は文字通り劇的であり、Henchらは翌年にノーベル賞を受賞した。
わが国では本学の故梅原千治教授(当科の属する東京医科大学第3内科の創始者)らが1951年にRA患者に対して初めてステロイド治療を行っている。その後、ステロイドは膠原病やその類縁疾患、血液疾患、神経疾患など難治性疾患治療に臨床応用されていった。




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