臨床研究のお知らせ of 東京医大リウマチ膠原病内科

━━━「神経症状を呈したベーチェット病患者の多施設後ろ向きコホート調査」医学情報の研究利用について


東京医科大学病院リウマチ・膠原病内科では、ベーチェット病の診療・研究を行っておりますが、このたび、厚生労働省ベーチェット病調査研究班（事務局：横浜市立大学医学部　リウマチ・血液・感染症内科）に参加して「神経症状を呈したベーチェット病患者の多施設後ろ向きコホート調査」を全国の５つの施設（横浜市大・慶応大・帝京大・聖マリアンナ医大・北里大）と共同で研究することになりました。
調査対象になるのは、1987年以降にベーチェット病の診断を受けてこれまでに何らかの神経症状をおこして入院または外来で診療を受けた患者さまです。調査項目は年齢、性別、臨床症状、検査データ、治療法、経過などです。この調査項目はすべて既存のデータのみであり、またデータ上全ての患者さまは匿名化され、お名前や住所などプライバシーに関する情報が外部に漏れることはありません。また、何らかの負担が生じることもありませんので、ご安心ください。調査したデータは北里大学病院膠原病・感染症内科にて集計され解析が行われます。解析後のデータは破棄されます。また、今回の研究で得られた結果に関しては、厚生労働省の班会議（公開）や医学的な専門学会や専門雑誌などで報告されることがあります。
本研究の調査対象の患者さまで調査に同意されない方はお申し出ください。このお知らせは平成21年2月1日より3月31日まで東京医科大学病院内に掲示、および東京医科大学病院リウマチ・膠原病内科ホームページに掲載いたします。

この件に関しまして、ご質問などございましたら、下記研究責任者に遠慮なくお尋ね下さい。

研究責任者
　　東京医科大学病院リウマチ膠原病内科科長　沢田哲治
　　電話　03-3342-6111（代表）

厚生労働科学研究費補助金 ベーチェット病に関する調査研究斑

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