e-journal club : Department of Rheumatology 東京医大リウマチ膠原病内科


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オランダのVerpoort KNlらはHLA-DRのshared epitopeが抗シトルリン化ビメンチン抗体、抗シトルリン化フィブリノゲン抗体に与える影響を検討している(ともに合成ペプチドを抗原に使用)。
 二つのコホートの解析を行い、抗シトルリン化ビメンチン抗体産生に対するSEのオッズ比は4.95-5.05と高値であった。一方、シトルリン化フィブリノゲン抗体産生に与えるオッズ比は1.19-1.71と低く二つのコホートをまとめて解析すると有意差は消失した。従って、HLA-DRのSEは抗シトルリン化ペプチド抗体産生の特異性に影響を与えimmune response geneとして作用している。 

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